なぜ歯並びが悪くなったのでしょう

ガタガタの歯並びの原因の多くは歯が生える場所が足りないことです。つまり、アゴの成長不足によるものがほとんどです。

歯並びはもちろん大切ですが、歯は並びよりも正しく使うことが大切です。正しく使えばアゴが正しく成長し、歯が並ぶ場所があれば歯はきれいに並びます。そして一番大切なのは正しく咬むことで顔が正しく成長することなのです。

当院では成長期の子供の場合、永久歯は抜きません。抜歯すると萎縮した顔がもっと萎縮してしまうからです。歯が並ぶのに必要なアゴの大きさに成長することの方が自然だと考えています。

また、歯並びが乱れる原因は本当に色々ですが、その中でも気付きにくいものをいくつかご紹介いたします。

インターネットや矯正治療の書籍などで必ず言われていることに、いわゆる悪習慣というものがあります。

悪習慣の中でも、特に気を付けたいのが「ものを飲み込むときに舌を出してしまう癖」です。

これは殆どのお母さん達が気付いていないもので、院内で説明するときでも、「気付きませんでした」「知りませんでした」という反応が殆どです。

どういうことかと言いますと、ものを飲み込む時に舌を上と下の歯の間に押しつけて、口のまわりの筋肉の一部しか使わずにモノを飲み込んでしまう癖です。

このクセがあると舌の圧力で前歯が開いてしまったり、奥歯では咬まずに前歯と口元だけでチュバチュバと赤ん坊がクチを動かしているように見えます。

この悪習慣を早期に発見するコツは、食事中に舌が見え隠れしているかどうかです。

もう一つの兆候は、モノを飲み込む時に下唇の2センチ位下の「梅干し模様」と呼ばれる部分が目立つことです。

その他、気になる生活習慣としては、柔らかな食事中心の軟食生活や、咬む回数の減少によるアゴの成長不足、ジュースやミルクを飲みながらの流し込みなどがあります。

これらの生活習慣はあごの発育が悪くなり、また食事中の姿勢が猫背になったり、またその結果がさらに猫背の原因となる悪循環となったりします。

当院では成長期の子供の場合、永久歯は抜きません。抜歯すると萎縮した顔がもっと萎縮してしまうからです。歯が並ぶのに必要なアゴの大きさに成長することの方が自然だと考えています。

歯が生えるスペースが足りないので歯ならびが悪くなるのです。ガタガタ歯並びはあごの成長不足の結果です。口が開いていると前歯が前に出てしまいます。

成長期の子供の歯並び

◇ 歯は並びも大切ですが、それよりも使うことの方がもっと大切です。
◇ 歯を正しく使うことによってアゴを含む顔が発育します。
◇ 顔が正しく発育すれば歯は正しく並びます。

顔の成長は6才までに80%が完了します。

顔の成長

6才から10才までは成長が減速します。
10才から2回目の成長スパートが始まります。
女の子は14才、男の子は17才まで成長します。

歯並びが悪くなる原因の多くは6才までのアコの成長の不足なのです。永久歯が生えてくる場所が足りなくなってしまったのです。永久歯の本数が増えるにしたがって歯並びは乱れてしまいます。成長が足りないまま歯が生えてしまうと、歯並びはガタガタになってしまいます。正しい成長に追いつくように治療してあげる必要があります。

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